大学生になると、比較的時間とお金に融通が利くため、「海外」に行く人も多いのでないでしょうか?留学、旅行、ワーキングホリデー etc…ひとえに海外といっても手段はたくさんあります。さらにそれらを比較するのってなかなか難しいですよね。筆者自身、タイに留学、アフリカに海外インターン経験した経験から3大海外渡航手段を様々な点から徹底比較してみました!
大学生と海外といえばド定番!?留学を徹底検証!

まずは大学生で海外といえば、これが一番最初に思い浮かぶかもしれません。「留学」に関して書いていきたいと思います!
①金額
どの形式を使うのか(大学の交換留学か私費留学)、またどの地域にするのか(アジア圏、ヨーロッパ、アメリカetc.)にもよりますが、平均としては一年間あたり100万円~150万円が相場だとされています。筆者自身タイに留学していたのですが、年間の総費用は100万円以内に抑えられました。一方で欧米、特にアメリカに留学した友人の話など聞くと物価などの影響から200万円ほどが平均的かと思います。
②期間
留学の場合、期間に関しては主に二種類かと思います。
一つ目は短期留学。これは短くて1か月、最大で半年のパターンが多いです。
二つ目は長期留学。こちらは基本的に一年ですが、長いところだと2年というパターンもあるようです。
③利点・欠点
利点:何よりも海外で勉強!という人は間違いなく留学一択だと思います。海外の大学に通い、現地の学生と机を並べ勉強をするという経験は留学でしか得ることはできません。そして何よりも同世代の人たちと深いコミュニケーションが取れるのが留学の最大のメリットではないでしょうか。
欠点:履修登録から始まり、教授とのやり取り、学生とのグループワークなど当たり前ですが、全て英語ないしは現地語で行わなければなりません。そのため、細かいところまで確認しないと後々痛い目を見ることもあります。実際、筆者も留学開始当初の前期はあまりしっかりと確認をとっておらず、鬼のように厳しい先生の授業を履修することになりました。
④利用人数
政府関連の統計記録によりますと2013年と少し古いですが55,350人とされています。思っていたよりも多いかもしれませんね。
※短期留学方は含まず原則長期留学となります。
情報元:「日本人の海外留学者数」及び「外国人留学生在籍状況調査」等について
最近のトレンドでもあり、就活にも強い切り札!?海外インターンを徹底検証!

大学生の海外というと昨今のトレンドとして挙げられるのが「海外インターン」と言えます。最近ではEFやAIESECなどといった様々な団体が主幹事業として行っています。そんな海外インターンを検証してみます!
①金額
基本的にはインターンなので現地での住居費などはかかりません。しかしエージェントや団体を通して参加することがほとんどですので契約料や渡航費に関してはかかることが多いかと思います。
料金は国や機関によって異なりますが、アジアの国で2~3か月だとすると平均20~30万円になります。
②期間
多くの団体の最低インターンシップ期間は約2~3か月ですが、最近では海外インターンも多様化しており、お手軽に参加できる1~2週間のものから、逆にしっかりと現地の企業で1年間ほどインターンもあります。
③利点・欠点
利点:学生のうちから海外で働くということがどう行くことなのかを知ることは大きなメリットかと思います。加えてワーキングホリデーと異なるのはある程度裁量権をもって活動できる機会が多いと多いということでしょうか。決められた内容ではなく自分自身で課題を発見し解決するプログラムも昨今は多いようです。
欠点:インターン内容にもよりますが、インターンましてや海外という状況の中で当然求められるスキルや専門性は高くなります。そのため、そもそも自分がどういう能力があるのかを認識しておかなければならないという点はかなり難しい部分かもしれません。
④利用人数
様々な団体等が独自に行っている場合が多いので、今回は主要二団体に問い合わせた結果と学校法人の数を概算してみた結果、約13,000人になりました!
情報元:AIESEC、EF、『インターンシップの普及及び質的充実のための推進方策について 意見のとりまとめ』
10年前の学生のトレンド!?今でも健在なワーキングホリデーを徹底検証!

大学生にとってなじみは一番薄いかもしれませんが、一昔前は流行だった「ワーキングホリデー」ここではワーホリについて説明します。
①金額
まず何よりも他の二つと違うのは、ここに関して支出ではなく収入を得ることができるという点。
勤務時間、また国の違いはあれども基本的には週3回以上で働くので不自由なく暮らせると思います。
②期間
基本的にはVISAの関係があるので最長一年間となっています。ただ一年間フルでワーキングする人は珍しく、基本的に語学学校+ワーキングホリデーというパターンが主なようです。
③利点、欠点
利点:自分自身の海外生活費用を稼げる!というところが大きいかもしれません。特にアルバイトの時給が高いオーストラリアなどだと貯金ができちゃうという話もあります。実際、私もインドで旅をしていた際に、オーストラリアでワーキングホリデーをフルで行いそのお金で世界一周しているという猛者にも会いました!
欠点:基本的には、アルバイトと同じなので留学のように何か専門知識を勉強したい、インターンのようにスキルを身に着けたいということはできないかもしれません。また、外国人がつけるアルバイトも非常に限られているので選択肢の幅は狭いのが難点です。
④利用人数
正式な数が出ておりませんが、注目したい点としては、国ごとにワーキングホリデーのVISAの支給数などが限られております。その情報からざっくりと3万人規模が参加していることが予測されます。
情報元:留学くらべ〜る
いかがでしたでしょうか?
せっかくの大学生生活、あなた自身の目的や目標にあった選択肢を見つけて海外に飛び出してみてはどうでしょうか。