就職の決め手は『社会貢献』『自分を生かせる』『社長の魅力』

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マレーシアから日本に留学し、大学ではゼミやサークル活動を熱心に行っていたツンさん。自ら大きな変化を起こす一方で、人生の節々では周囲の人の意見を取り入れ、柔軟に進路を変えてきました。自分で自分を縛らない、これまでの歩みを語ってもらいました。

就職の決め手は『社会貢献』『自分を生かせる』『社長の魅力』

見出し②

大学時代にゼミと3つのサークル活動をしていました。ゼミでは、文化人類学と環境学などを勉強していました。サークルではボランティアセンターの学生スタッフで学生にボランティアの紹介をしていました。ボランティアを行う中で、自分たちにできることはもっとたくさんあるのではないか、と大学への問題意識を持つようになり、2つの団体を立ち上げました。

それが日本人学生とアジア系留学生とが文化交流できる場を提供する「アジアの輪」、学生の声を大学に届けるという「Change the Campus」の2団体です。

このゼミで学んだことやサークルでの活動を通じ、就職活動のときには社会貢献が出来る且つ自分を自由に生かせる会社に入りたいと考えるようになりました。

今勤めているリングローのことは、留学生支援会社の紹介で知りました。中古のパソコンを扱っており、環境のことを常に考えている会社だと教えてもらい、魅力を感じました。加えて、これからマレーシアに進出していくと聞き、更に興味を持ちました。最初の面接は今でも覚えています。社長と補佐の方との面接でした。まず、会社説明からしてくれたのですが、話を聞いてすぐに面白そうな会社だと思いました。社長がとても熱くて面白い方だったので、この社長にならついていきたいな、とも思いました。こちらの話や意見を聞いてアドバイスしてくれたので、この会社でなら自分を生かすことができると感じ、リングローへの入社を決めました。

人への魅力を感じ、入社。そして人のことを考える人事の道へ

入社が決まってから、まずは会社のことを理解したいと思い、リングローでアルバイトを始めました。中古PCを再生するためのクリーニング作業や修理など、一から教えてもらいました。

4月に入社してからは、人事部で採用活動や福利厚生を考えたり、社員が働きやすい環境づくりなどをしています。入社前は、一年目から人事を担当することなどは考えてもいませんでした。話すことが得意なので、自分では営業に向いていると思っていたのです。ところが、人事とマネージャーとの二次面接の中で、「あなたは人事に向いているような気がする」と言われ、人事も向いているかもと自分自身で考え始めるようになりました。

文化人類学を勉強する中で、人の立場に立って物事を考える癖がついているところや物事の本質、言葉の意味を考えるのが好きなところ、更に人脈が広く、人と付き合うのが好きであることなどが人事に向いているのではないかと今では考えています。

今の採用活動は面白くない

学生にとって魅力的なアプローチの仕方を考えていきたいです。就活っぽくない就職活動とか、説明会っぽくない説明会とか、もっと面白い活動をやってみたいと思っています。例えば、社員と学生と一緒に釣り大会をやってみるというのも面白いですよね、釣りを通していろいろな性格が見えてくると思いますよ。毎日リクルートスーツを着て、ネクタイをして、面接でも決まりきった言葉を使い自分を作るというのは、面白くないじゃないですか。その方の本質的な部分が見えてこないですし、もったいないと思うんです。誰でも良い面があるのだから、それをもっとうまくアピールできて、人と人が接するような機会提供ができるような仕事をしていきたいです。

そして、人事としては現場の声を拾えるような人事になりたいですね。今まで人事は1人だったのですが、今は3人になり、もう少し幅広くいろいろな仕事に着手できるようになったので、環境改善や社員のモチベーションを安定して維持し続けるために現場の声を拾って色々改善していきたいです。

人事の先のキャリアについては現状、あまり考えていません。自分はどこにでもいけると思っているので、あまり自分を縛らないようにしています。海外の拠点に行って人事をやっている可能性もありますし、営業でもPCの組立作業でも、どこにでもいく可能性があります。プランがないと言えるかもしれないですが、どこにでもいけることは前向きに捉えています。将来的なことを言うと、老後はマレーシアで過ごしたいですが、とりあえず今はできるだけ色々な経験を積んで今後に活かしたいと思っています。

学生時代に得た教訓:Be the change! 自分自身が変化になる。

見出し①私はマレー半島のペナン島出身です。まずは、日本に来て大学に入るまでの話をさせてください。

子供の頃はいじめられていて、学校に行くのも嫌でした。いじめられてもどうすればいいのか分からず泣いているような性格で、中学校に入ってからもそれは続きました。変化が訪れたのは中学二年生の頃、従妹からキャンプに誘われたことがきっかけです。「もしかしたら変われるんじゃないか?」と思って参加してみると、みんながすごく優しく接して、話しかけてくれたりしました。キャンプを通じて友だちが増えたことで、性格も明るくなり、それ以降は人脈がどんどん広がっていきました。

マレーシアの教育制度は日本とは少し異なり、小学校が6年間、中学校が5年間あるのですが、自分は中学を卒業し、グラフィックデザインの専門学校に入りました。

専門学校を卒業するころ、友だちが日本に行くという話を聞き、別れの挨拶をしに会いに行ったのですが、その時に「どうせマレーシアでやることないんだろうし、一緒に来いよ」と言われ、何となく日本に来てしまったのです。元々、グラフィックデザインには大して興味がなく、遊んでばかりいたので思い切りました(笑)

日本に来て最初の二年間は日本語学校に通いました。日本語は全く分からなかったので苦労も多かったですが、良い先生に出会い、元々あまり好きではなかった、勉強する意味を見出すことができました。

また、毎日、自分が好きな新聞記事を見つけてその感想を書く、という授業があったのですが、ある日先生に、「あなたが本当に勉強したいことは、国際・社会系のことじゃないの?」とアドバイスを頂いて、初めて自分の志向性に気づくこともできました。自分では意識していなかったのですが、選んだ新聞記事が社会、国際、民族、宗教、環境といった記事が殆どだったのです。それで国際系の大学を選択し、明治学院大学の国際学部国際学科に通うことになりました。

大学では国と国との間で起こっている社会・環境・政治・経済問題などを全般的に勉強しました。2年生からゼミに入り、文化人類学と環境学が専門の先生にお世話になりました。

ゼミでは自分が好きな言葉、「Be the change.」という言葉とも出会いました。インドの独立運動を指揮したガンジーの言葉です。誰かに変えてもらうよりも、自分が変化になる。この言葉が自分の中に大きく響き、3つのサークル活動に関わることになっていきます。

この3つのサークル活動を行った結果、人脈が大きく広がりましたね。大学で僕のことを知らない人はいないというくらいの噂がたったほどです(笑)

出身 マレーシア・ペナン島
好きな言葉or座右の銘 Be the change!
趣味 インドアもアウトドアもなんでも。

スノボ、カラオケ、お酒、写真、旅行、釣り、お祭り、イベント、ゲーム、アニメ、グルメ巡り。

地球最後の日に食べたいもの ペナン島の料理
今一番行きたいところ 世界各国に友だちがいるので、友だちを訪問して、ガイドブックに載ってないところとか、地元を楽しみたい。
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